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CHALLENGE 世界を舞台に新規ビジネス創出に挑むグローバルな環境に挑戦CHALLENGE 世界を舞台に新規ビジネス創出に挑むグローバルな環境に挑戦

菅野 公博菅野 公博

お客様の期待を超える価値を提供する、
それこそが商社の使命であり存在意義。

駐在お客様の期待を超える
価値を提供する、
それこそが商社の
使命であり存在意義。

profile 菅野 公博/NMコンポーネント第3部profile 菅野 公博/NMコンポーネント第3部

入社から5年間は自動車メーカー向け半導体製造ラインの設備営業を担当。技術革新が著しい半導体の生産ラインの新規投資や老朽設備の更新等、数々のプロジェクトに取り組んだ後、豊通アメリカへ出向。4年半の海外駐在を経て、2025年4月から現職。

Index

現地での役割と主な仕事内容
現地での役割と主な仕事内容

突然の駐在命令、
英語力ゼロの状態で
アメリカへ

私がアメリカへの駐在を命じられたのは入社6年目のこと。それまでは国内業務に従事していたため、英語力ゼロの状態での突然の辞令に驚きましたが、「国が変わっても関係ない!これまでの営業力で勝負だ!」という気持ちで臨みました。
しかし、赴任早々、現実の厳しさを痛感しました。新しい業務やシステムに慣れるのはもちろんのこと、最大の壁は英語でした。当初は、会議では何も聞き取れず、発言することもできず、毎日悔しい思いを抱えながら過ごしました。そこで、少しでも英語に慣れるために英会話を学び、社内メンバーとの積極的なコミュニケーションを心がけました。業務をこなしながら勉強に時間を割く毎日で、徹夜が続くこともありました。
さらに、日本とアメリカの商習慣の違いも大きな課題となりました。アメリカでは商社の存在に疑問を持つ方が多く、「商社は中間マージンを取ってどんな機能を提供してくれるんだと」と面と向かって言われることも一度や二度ではありませんでした。心が折れそうになる瞬間もありましたが、諦めずに豊通グループの機能を細かく説明し、つたない英語でPRを続けました。ただ横流しするだけでなく、仕入先への価値提供、現場でのサポート、輸送リスクの管理等少しずつ理解を深めていただき、最終的には新規ECU(車の各種機能を電子的に制御・管理するための装置)ラインの大型プロジェクトの受注を獲得することが出来ました。困難な状況でも、豊通グループは強い機能を持っていると自信をもって提案し、粘り強く真摯に取り組む姿勢が大切であると学びました。

印象に残っているエピソード
印象に残っているエピソード

北米最大規模の工場で
大型プロジェクトの
引き合いを獲得

4年半のアメリカ駐在中、特に印象に残っているのは、日本の自動車部品メーカーのお客様における北米最大の工場でECU向けの大型プロジェクトの引き合いを獲得したことです。このプロジェクトは競合他社も動いており、商社間のコンペティションが激化していました。私は日本側の担当者と連日連夜作戦会議を重ね、資料作成に取り組むとともに、お客様のもとへも毎日のように足を運び、見積りや仕様など丁寧にアピールし続けました。
日本側の担当者も積極的に設備メーカーと連携を図ってくれたおかげで、私たちはお客さまのニーズを的確に捉え、非常に内容の濃い提案を行うことができました。数か月にわたる商社選定の末、「I'm confident this project will succeed with you in charge.(You(豊通)であればプロジェクトがうまく進むことを確信した。)」とお客様から言っていただけた時は、商社パーソン冥利に尽きる非常に嬉しい瞬間でした。この一言は、私たちの努力が認められた証であり、何よりも信頼関係が築けたことを実感させてくれました。
このプロジェクトを通じて得た成功体験は、私にとって大きな自信となり、その後、別の大型プロジェクトの引き合い獲得も出来ました。ビジネスが広がる度にお客様との関係も深まっていき、互いにアメリカンジョークを言い合えるような信頼関係が築けた時は、「英語力ゼロでアメリカにやってきたのに、我ながらよく成長したな」と実に感慨深い瞬間でした。
(下の写真の安全ゴーグルは、私がHOOTERSのストラップをつけていたら、お客さんが「それいいな、俺も欲しい」というので「これはあげられないから、今度お店に行ってみよう」と会話がとても盛り上がった思い出の品です)

海外駐在を通じて得た成長
海外駐在を通じて得た成長

チームとして
やり遂げる。
その楽しさは、
他では味わえない

アメリカでの経験を通じて感じるのは、商社パーソンとしての充実感や働きがいは、単にビジネスの成功だけでなく、人とのつながりや信頼関係の構築に深く根ざしている、ということです。特に、アメリカ赴任前に当時の役員から「お前のファンをたくさん作れ」という激励の言葉をいただいたことが私の大きな指針となりました。この言葉を胸に、苦しい時も常にお客様や仕入先様との関係構築を意識し、実践することができました。
加えて、今改めて実感するのは、ビジネスは一人だけでやるものではない、ということ。1つのプロジェクトをみんなで1つのチームとしてやり遂げることに醍醐味がある。1つのチームは社内のメンバーもそうですし、お客様、仕入先様、現地法人、工事関係者、その全てです。多くの関係者とコミュニケーションを取ってプロジェクトを進めることは、時には困難な状況もありますが、それを乗り越えることで得られる楽しさは、何物にも代えがたいものです。

豊通マシナリーで描く未来豊通マシナリーで描く未来
豊通マシナリーで描く未来

逆境に負けず、
果敢に挑戦し、
新たな価値を
生み出していく、
それが私たちの使命

今、ものづくりの業界は激動の時代を迎えています。AI、電動化をはじめとする技術革新が進展する中、企業はこれまで以上にスピード感と柔軟性が問われ、競争のルールそのものが変わりつつあります。その中で、逆境に負けず、果敢に挑戦し、新たな価値を生み出していくことで、お客様の期待を常に超える提案を行うことが、豊通マシナリーの使命だと考えています。その実行のためには、多様な仕入先との関係を築き、情報を蓄積し、引き出しを増やすことが不可欠です。また、個々の力も重要ですが、豊通マシナリーという大きなチームとして、共に取り組むことで、より大きな成果・キカイを生み出していけるはずです。入社10年目を迎え、これからは今まで以上に大きな視野を持ち、アメリカで得た知見を活かして、未来に向けてチームの力を集結させ、グローバルに顧客の期待を超える価値を提供していくことを目指していきます。