社員紹介Staff Interview

社内外の強い絆に支えられ、
幅広いキャリアを構築。
強い組織づくりにチャレンジする。

東京機械部 東京機械第1G グループリーダー

高井 真隆

TAKAI MASATAKA

駒澤大学 経営学部 経営学科卒 2005年入社

秘めた力を引き出し、
個々が成長できる環境がある。

 豊通マシナリーに入社を決めたのは、自動車業界を支える豊田通商グループの中で働けることに魅力を感じたからです。入社後は豊田通商の情報電子部に出向となり、自動車メーカー向けの電子装置の営業を担当しました。豊田通商の経験豊富なメンバーに囲まれて仕事を学んだあの期間は、今振り返ると、自分のキャリアの基盤となったと感じています。
 営業担当者として脂が乗ってきて、仕事の面白さを実感し始めた入社6年目に、人事部への異動を言い渡されました。「営業一筋でやってきた自分がなぜ人事に?」と疑問を感じ、すぐに当時の役員にその理由を聞きに行きました。すると「どんな相手にでも意見や主張がロジカルに出来る人間だから」という返答。自分では気づいていない力を発揮するチャンスかもしれないと思い、新しい環境に挑む決意が固まりました。それから4年間、およそ10名の人事メンバーとともに、採用や人事制度の改案、昇格の制度づくりに関わりました。この仕事で得られた最大のものは、経営陣と社員の橋渡しを行うことで、会社全体を俯瞰して見る力です。最終的に人事グループのグループリーダーを拝命し、営業とは違う目線で、企業が抱える課題を考えることができるようになりましたし、社内の人脈も格段に広がりました。何か困ったときには、社内全体に相談相手がいる。営業に戻ってからもこの人脈に何度も助けられたことか。あの時、私が気が付いていなかった人事部としての適性に気づき、異動を命じてくれた役員には、今でも深く感謝しています。私だけに限らず、一人ひとりの適性を見て、時には複数の部門を経験させる文化が、豊通マシナリーにはあります。その経験によって成長し、大いに活躍する社員が、社内には大勢います。

お客様、メーカーと豊通マシナリー。
三位一体での協働が当社の強み

 人事時代に、現場とは異なる視点から企業の課題を見出すことができるようになり、営業に戻った際には、その課題に取り組んでいきたいと考えていました。そして2015年から2度目の営業職に。機械販売のチームに所属し、自動車や自動車部品メーカー、電子部品メーカーのお客様に、金属加工機や組立設備の販売を行っています。お客様が新製品を立ち上げる時や、生産効率を上げたい時が、大きなビジネスチャンスになります。新たな生産設備や生産ラインの依頼があると、その設備を使って作る「商品のコンセプト」「規模」「作業工程」をお客様から入念にヒアリング。それを社内に持ち帰り、実現する方法を社内外のネットワークをフル活用して検討。その上で、これまで当社と関わった実績のある設備メーカーから最適なところを探してチームを組み、お客様へ具体的に提案。無事受注できると、メーカーの納期管理から仕上がり状況のチェック、工場への搬入と、据付までの全工程でお客様をフルサポートしていきます。ちょうどハイブリットカーが普及し始めた頃に、基幹部品の製造ラインに携わったことがありましたが、現在も同様に、常に時代の先端をいく製品に関われることに大きなやりがいを感じています。また、いずれの設備も非常に大規模であるために、打ち合わせから導入まで、1年近くもの時間をお客様とメーカーと当社の三位一体で関わり合っていきます。その中で盤石な信頼関係が構築されるため、一度一緒に仕事をした仲間とは、その後も長いお付き合いになります。当時一緒にプロジェクトを組んだメーカーとは10年以上、公私にわたって長いお付き合いを続けているところもあり、こうした人間関係が私にとっても会社にとっても大きな財産となっていると思います。

個性と能力が発揮できる
自由闊達な組織づくりを目指す

 プロジェクトに関わっている間は、メーカーの工場で過ごすことが長くなります。私は営業担当ですから、工場にいたところで何かができるわけではありません。ただ、私がいるだけで、現場のスタッフの人たちは喜んでくれました。協働感というのでしょうか。それだけでも私が現場にいる意義はあると思い、現場の人たちと同じ空間で過ごしていました。「マシナリーの人は、いつも現場で一緒にいてくれるから心強い」。そんなことを言われたことがありました。現場を大事に、チームを大切に。私に限らず、誰もがその思いで取り組んでいるのが当社の社風なのだと思いますね。また、当社は個人の裁量が大きく、「君ならどうしたい?」と上司や先輩から聞かれます。自分のやりたいことは遠慮なく言えますし、その思いを「何でもやってみろ!」と受け止めてくれる自由度の高さも、もうひとつの社風の特徴だと思います。
 今の私の目標は、所属している東京支店を、名古屋本社とは違う個性をもった支店にすることです。東京支店のお客様はすべてトヨタグループ以外です。自動車だけではない幅広い業種の全国のお客様に対して、豊通マシナリーらしさを持ちつつも、東京支店の独自の営業スタイルや提案力をアピールできるところが魅力です。その魅力を発揮するためには、既成概念に縛られない自由な発想と行動力が必要だと考えています。若い人たちにはどんどん自分の意見をぶつけてほしいですし、どんどんディスカッションして、お互いに高め合える関係性を築いていきたいと思っています。意見のぶつかりあいも大いに結構!そんな気概のある方とぜひ一緒に働きたいですね。私のモットーは「仕事は楽しく、仲良くけんかする」です。将来的には、機械販売だけでなく、トータルソリューションが可能な組織となり、その中で持続的に個人が成長を実感でき、また事業創造できるようなオーナーシップを持った組織を構築していきたいと考えています。

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