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ボデー技術部
桑名 宏鷹
KUWANA HIROTAKA
芝浦工業大学 工学部 電気工学科卒 2017年入社
小さい頃から物の仕組みに興味があり、大学では電気工学を専攻。ドローンの研究を行っていました。ただ、就職活動を進めていく中で、開発等の技術職よりも、人と関わる仕事の方が向いているのではと思うようになり、機械商社という仕事に興味を持ちました。また、メーカーでは自社の製品だけを追求することになりますが、商社であれば様々なメーカーの製品を取り扱うことができるため、より広くものづくりに関われるのではと考えたことも、豊通マシナリーに惹かれた理由です。さらに、面接時に一緒に受験していた仲間と意気投合し、彼らと一緒に働きたいと思ったことも入社の決め手になりました。
現在、大手自動車メーカーの組立工程において、車を組み立てるために必要な様々な設備の調達と、据付、移設、撤去、改造といった一連のプロセスをトータルでサポートしています。設備調達ではお客様と仕様の打ち合わせから始まり、協力メーカーや社内の設計担当と一緒に構想を検討。その後、製作スケジュールの管理や品質の確認を行います。工場へ据付ける際は、現地調査やレイアウトを元に、効率の良い施工方法を考え、現地での作業指示や安全管理も行っています。
仕事のおもしろさは、ものづくりの一連のプロセスすべてに関われるところにあります。たとえばお客様から「こんなものが作りたいが、どこかいいメーカーはないだろうか」と依頼を受けると、可能な限りの情報を収集してメーカーを探します。メーカーの決定後も社内外の複数の担当者をマネジメントしながら、全工程に関わることができるのは、豊通マシナリーの仕事の魅力だと感じています。
また、設備の仕様を決める段階から請け負うこともあり、自分のアイデアを提案することが可能です。そこにおもしろさを感じる一方で、当然専門的な知識が必要ですし、複数の協力メーカーを組み合わせてマネジメントしていかなければなりません。入社2年目以降、一人で任される仕事も多くなりました。ちょうど2年目の11月に1週間ほどロシアに出張に行ってきました。現地にある大手自動車メーカーの工場内設備の改造の案件で、年末年始の連休に行う現地工事に向けた事前の打合せや確認を行いました。まず現地の設備の改造箇所をすべて確認した上で、ロシアの現地法人と打ち合わせや確認作業を徹底しましたが、実際に現地で確認してみると、図面と現物が違っている部分があり、やはり現地での確認が重要だということを、あらためて感じましたね。
スキルも知識もまだまだ足りないと感じることが多いですが、2年目のうちから海外出張に行く機会を与えられ、経験を積みながら、知識が増えていくことに充実感も感じています。
まだまだ学ぶことの方が多い毎日ですが、初心を忘れずに、先輩や上司、客先や仕入先への報・連・相を常に心がけて仕事をしています。直近の目標としては、仕様の決定から図面のチェック、メーカーの製造管理、現地の据付、そして稼働までの一連のプロセスを、すべて一人で回せるようになることです。さらに当社には海外で活躍できるチャンスも多くあります。海外プロジェックトや海外駐在なども経験し、幅広い知識をしっかりと身に付けてから、これらの知識を活かして、様々な営業の仕事にチャレンジしていきたいと考えています。それができるのは機械系商社だからこそと思います。最終的にはあらゆるお客様から、「まずは桑名に相談してみるか」と言ってもらえるような存在になれたら嬉しいですね。